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世界を食べたキミは無敵。

小さい頃おいしゃさんごっこをして遊んでいて、いつか大人になってもずっと続けている、そんな人生

どぎつい色のゼリービーンズ

他愛もないこと

おもむろに隣の席をみると、同期の机の上に、ザ・アメリカンなパッケージのお菓子が置いてあって、パッケージのおもてには、STAR WARSの絵が描かれていた。中にはポイフルっていう昔あった(今もあるのかな??)ゼリービーンズによく似た、カラフルの色のゼリービーンズが入っていて、けれどその色は日本にいる限り食べ物として見ることのないようなどぎつい色をしていた。隣の席の同期が『いっこ食べる~~??』と言ってきたのでわたしは『いらない』と言ったのに、いいじゃん食べようよ僕も食べるから、といって白いゼリービーンズを無理矢理わたしに渡してきた。わたしのなかの日本人の遺伝子が、食べ物の色ではないと頭の中で警鐘を鳴らしていた。同期も同じ色の白いゼリービーンズを手にしていて、同時に口に放り込んだのだけれど、10秒くらいして同期が『おえっ』と言いながら口からゼリービーンズを吐き出した。わたしが食べたのは甘くてカラメルのような味のするおいしいゼリービーンズだった。パッケージの裏をみると、わたしが食べたのはどうやら『バターポップコーン味』で、同期が食べたのは『腐った卵味』だった。同期はおえって言いながら後輩の男の子に『ゼリービーンズあげる~』と被害者を増やす活動をしており、後輩は『おえっなにこれめちゃくちゃまずいっすわ』と言いながら5つくらい連続でゼリービーンズを食べており、めちゃくちゃまずそうなのに先輩の言われるがままに楽しそうにゼリービーンズを食べていて、『吐しゃ物の味』とかもあったのに、笑顔で食べる姿を見てわたしはとても感動した。彼は男子校出身で、男子校出身の男の子ってそういう男気があるとたまに思う。