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世界を食べたキミは無敵。

小さい頃おいしゃさんごっこをして遊んでいて、いつか大人になってもずっと続けている、そんな人生

アイドルの娘。

今週のお題「アイドル」


私にとってのアイドル、永遠のアイドル。それは私の母親だ。

これは綺麗事でも深いい話でも何でもない。子供バカ‥は多少あるかもしれないが。とにかく私のアイドルは、母なのだ。


母は今年で51になるが、30代でも通用する位の美人だ。美魔女という感じではなく、こう、可愛らしい感じ。母が40代の頃はエビちゃんに激似だったし、今は相田翔子に似ている。あ、けど、最近は松田聖子にも似てきている。

今ですらこんなに可愛いのだから、昔の顔はどうだったのか写真を探してみたら、これがまたアイドルのポートレートなんじゃないかという位の可愛らしさだった。結婚当時、おそらく父が撮ったのであろう写真の母は、駅のホームでバニラソフトクリームを持ち少し上目遣いで笑っていた。


文章で書いてもアレなので、ほんの少しだけ聞いた母のもてエピソードを紹介します。

まぁ、当たり前のように芸能界からのスカウトを受けたそうだ。けれどその話は厳格な父親(私の祖父)によって流れてしまった。芸能界デビューは果たせなかったけれど、小さな雑誌の表紙は飾り、クイズ番組の勝ったチームへのご褒美女性として出演はしたらしい。中学では母親を見るために教室の外にギャラリーができたらしいし、病院に行けば医者からプロポーズを受けたらしい。銀行員として働いていた時には、母の窓口の前だけ行列になったらしい(同僚に虐められていなかったのかが心配)。私なんかに話していないもてエピソードがまだいくらでもあるのだろう。


大学時代、不毛な恋愛ばかりしていた私は、幸せな結婚はどうしたらできるのか悩んでいた。私の話はよく聞いてくれる母だったが、私は母の恋愛を一切聞いた事がなかった。この際、父との馴れ初めを聞いてみようと思い、聞いてみた。



『お母さん、昔銀行員として働いてたでしょ。その時にもお母さんの事いいって言ってくれてる人は何人かいたけれど、みんなお母さんの顔しか見ていないの。だから、とっても嫌な思いをしてた。

ある時、仕事の関係で、お父さんの働いてた会社に行く事になったのね。そこで仕事の事でお父さんと話す機会があったんだけど、お父さんびっくりするほど冷たかったの。ホント、業務作業って感じで。感じの悪い人だなぁと思ってたら、お父さんが清掃のおばさんと、すごくニコニコして楽しそうに喋ってる所を見かけたのね。お母さんそれ見て、この人は見た目じゃなくって、中身で判断する人なんだって思って、お父さんの事好きになったの。』



何ということ。お母さん、馬鹿な娘でごめんなさい。流されるまましょうもない恋愛して、しょうもない男をお母さんの前に連れてきたりして、本当にごめん。もう、真面目な恋愛するよ。


モテるお母さんは、中身も素敵だった。この話を聞いて、私はパパとママの子どもで幸せだなぁと改めて感じたのです。

ただ、お父さんは心のイケメンだったので、アイドルの子どもとして産まれた私はアイドルでは無かったです。私、心で勝負するよ、お母さん。